介護や福祉関連に興味のある人の中には、障害者支援施設で働いてみたいと思っている人もいるでしょう。障害者支援施設で働くためにはどのような資格が必要で、その資格はどのように取ればいいのでしょうか。まず、障害者支援施設は、障害を持つ人に対して介護や相談、支援、仕事に必要な技術の訓練や指導など、さまざまなサービスを行います。そのため、障害者支援施設で働く職種も非常に多く、医師や介護職員、看護職員や理学療法士や就労支援員など、さまざまな職種の人たちが働いてます。
どのような支援を行いたいかで、必要な資格も変わってきます。中には資格がいらず、無資格で始められるものもあります。例えば日常の生活支援を行う生活支援員や、働くのに必要な技術の訓練や指導を行う職業指導員・就労支援員など。しかし、障害者支援施設では介護に関する業務もあるので、介護職員初任者研修の資格を持っておくと活用できます。この資格は、基本的な介護の知識や技術の証明になります。この資格は、介護職員初任者研修の講座を行っているスクールで130時間の研修を受け、修了試験に合格すると取得できます。
更にスキルアップした資格が実務者研修で、更に質の高い介護スキルの証明になります。介護職員初任者研修を持っている人であれば、実務者研修の講座のあるスクールで320時間の研修を受けることで取得できます。介護職員初任者研修を持っていない人は450時間以上の研修になります。他にもさまざまな資格がありますが、まずはどのように支援をしたいか決めてから関連の資格取得を目指しましょう。